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カラオケ歌唱本比較 2006.11.07 by AT74 私、AT74はメタル&マイナー曲をカラオケで歌うのが好きです。 そんな趣味が高じてこんなサイトを作ってしまったわけですが、どういうわけかマイナー曲ほどキーがバカみたいに高かったり、変わった歌唱法を使ってたりで中々歌えないことが多いものです。メタルは全般的に普通のJ-POPじゃ絶対使わないような音まで使いますし、Sound Horizonや志方あきこなんてアゴが外れそうな高音を出してます(それについては「ハイトーン曲ランキング」で纏めて見ました)。 好きな曲を歌ってみたいなというのは誰しもが思っていることだと思います。どうしたら歌が上達するのかな、と思っていた時、歌唱本なるものがあるということを知り、いくつか実際に購入してみました。色々と買ってみて、「割とこういう本は当たりはずれが激しい」ということを知ったのでこちらのページで纏めておきたいと思います。ご購入の際の参考になさってください。 ハリウッド・スタイル 実力派ボーカリスト養成術 / 高い声で歌える本 / 奇跡のボイストレーニングBOOK / ブレスで上達!ヴォーカルレッスン
一番最近買った本です。そして一番内容的に良かったですね。アメリカのトップヴォイストレーナーであるRogerLove氏(エミネム、デフ・レパードを指導したとか)の著書を「高い声で歌える本」の高田氏監修の元、日本向けに翻訳した本です。 一言で内容を表すと「ミドルヴォイスで歌うための練習本」です。この本では声を「チェストヴォイス」「ミドルヴォイス」「ヘッドヴォイス」の三種類に分類しており、中でもミドルヴォイスで歌えるようになることが主軸に置かれています。この本で言われているミドルヴォイスは世に言われてる「ミックスヴォイス」の意味する所に近いようです。もっとも、ミックスというのはファジーに使われすぎて意味が良く解らなくなってますが。 この本の変わっているところは、練習法だけではなくステージ上での心構えやヴォーカリストとしての健康法などが書かれていることですね。Roger氏が今までに手がけてきたヴォーカリストたちのエッセイも面白いです。 「高い声~」は理論に傾きすぎ、「奇跡の~」は実践に偏りすぎていますが、こちらの本は理論的解説もそれなりに詳いですし、実践用のCDは英語ながら解り易くチャプターに分かれています。双方共にバランスよく詰め込まれた本と言えましょう。一番オススメです。 各所で評価の高い一冊です。テーマはその名の通り「高い声で歌う」こと。メタルカラオケ好きとしては最高に心惹かれるタイトルで、見つけて速攻で買ってしまった覚えがあります。 中身の8割は理論的な話で占められています。それこそ声帯の作りから、声域や声区に関する理論、音の物理的解析まで歌好きには非常に為になる内容が満載です。歌に関する薀蓄はものすごく身につきますね。 ただ、理論に傾きすぎているため、肝心の練習法のページは少なめです。CDも付いていないのでこの本の練習法を実践しようとしても良く解らない場面が多いのは玉にキズ。そこは同じ著者の「もっとうまく歌える本」を買えと言うことなんでしょうが。CD付きで、もう少し実践に内容を裂いていたら言うことのない本でした。なお、一部のトレーニングは発行元のRittorMusicのサイトでやり方を動画で見ることが出来ます。 三重大学の教授でもあり、音痴矯正の権威でもある弓場先生による本です。時々テレビなどで「音痴を治す!」みたいな講座をやっているのを見ますが、大抵弓場先生が指導をしてますね。 この本の良いところはやはりCD。弓場先生本人によるボイストレーニング用のCDで、「このCDを真似るだけで良い」という単純明快な代物です。この本では特に高い声に拘ってるだけではありませんが、結果的に高い声が出せるようなメソッドになっているようです。いわゆる「ミックス」については特に解説されておらず、「オモテ声」と「ウラ声」を滑らかにつなげる事が目標となっていました。 実践に関しては凄く良い本なのですが、前の2冊と比べると理論部分は感覚的な表現が多く、不十分に思えました。ただ、上2冊に書いてはいない事も触れていたりするので読んでみて損はないと思います。あとちょっと値段はページ数の割りには高めでしたね。そこは玉にキズです。 私が一番最初に買った歌唱本がこれでした。理由は安かったから(笑)上の3つの本を見ても解るように、割と歌唱本は高いです。でも実際、プロのヴォイストレーナーの所に行ったら1時間1万円などはザラらしいので、これで身に付けば安いものなのですが。 そんな理由で買ったこの本ですが、結論から言うとあまり良く無かったです。あとから上の3つの本を買って解りましたが、上の3つは確固たる理論があってその上に練習法が築かれていますが、この本は軒並み感覚的な表現ばかりでした。CDも付いていないので練習法についても良く解りませんし、あまりお勧めはできませんね。 この本独自の練習スタイルとして、タイトルにもなっている「ブレス」を意識した練習法を提案しています。要はプロの歌手の息継ぎポイントをコピーしましょう、ということなのですが、それでしたら「ハリウッド式~」のLove Noteの方がより細やかです。ただ、真似の有用性は全ての本で共通の結論のようなので間違ったことは言ってないのですが。 |